Evidence-Based Work Design — Bridging the Divide / Marisha Burden (2025)
dasa
Last update: April 2, 2025, 5:06 p.m.
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relative value unit(rvu)っていう、アメリカの診療報酬体系について少し調べたので共有。日本の診療報酬は、外来は保険点数制度、入院(急性期)はdiagnosis procedure combination(dpc)に基づいてる。それぞれ厚労省によって全国一律で定められてる。一方でアメリカはrvu x gpciで診療報酬が決められる。rvuは医師の技術、施設設備のコスト、訴訟リスクの3点から政府と保険会社によって定義される値。gpciは地域ごとの医療コストを考慮して政府が決めた値になってて、基本的には都市部ほど物価などを反映して高くなる。
財務省が去年、診療所の地域偏在を解消するために、1点単価の調整を提言してたけど、これはgpciの逆やな。問題点として、日本医師会長は、地方に医師が足りないのはわかるけど、都会で余ってるわけではない、みたいなこと言ってた(https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/hotnews/int/202404/584070.html)。あとは、医師が収入低くてやる気をなくして医療の質が下がる、みたいなのも聞いた気がする。現状、医師の収入は都市部ほど低く、過疎地ほど高い傾向にあるけど、これは都市部ほどキャリアに有利なことの引き換えだったりする。都市部の若手医師は結構暮らし厳しい、ようなことも噂に聞いた。まあ、もともと裕福な家庭で育った人ばっかりやから、実際はどうかわからんけどな。
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