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実際のできごとなのか、埋め込まれた記憶なのか判別がつかないというコンセプトが面白かった。ハッピーエンドな最後のシーン、主人公は「もしこれも夢だったら?」なんて心配がるのだが、笑えなくて秀逸。結局は都合のよい方を現実と信じればよいということだろうか。99年の「マトリックス」のことも思い出した次第。
残念なことに、ながら見してしまってあまり詳細に中身を覚えていない。この設定の新鮮さは、きちんと時間をとって映画を観られるときに、あるいは、原作を読むときにとっておけばよかったと後悔。
火星の住人のうち、特に貧しい者の一部は曝露された放射線によってグロテスクなミュータントとなっているが、一見グロテスクでありながらも魅力的に描かれているところには好感がもてた。
トータル・リコールといえば3つの乳房
CGが未発達な時代だからこそのリアリティがあってよいよね